不妊治療|みんなの体験談ブログ

無精子症の不妊治療:男性の体験談(30代前半)

このブログでは、不妊治療に関する体験談をご紹介していきます。

ジャッカル(30代前半・男性)

初めて病院に行ったのは:1年前

 

結婚〜無精子症の診断

大好きな奥さんとの不妊治療についてお話ししたいと思います。

 

30歳の頃に長く交際していた彼女と結婚をしました。交際期間は5年で、初めて知り合ったのは大学生の時です。彼女は昔からとてもモテていていわゆる「高嶺の花」的な存在でした。
大学時代は別の彼女がいたので、今の奥さんのことは気にもなっていなかったですが、社会人になって徐々にご飯やお酒を一緒にする機会が増えていったのです。
そして25歳の時に交際がスタート。すぐに同棲が始まり、紆余曲折しながらも結婚に至れたという感じです。

 

結婚をするとやはり子供が欲しいもの。妊活を結構な期間続けていましたが、一向に妊娠しないので病院に検査に行きました。
お互いに緊張しながらも先生の結果を待っている時、とても不安そうな顔をしている奥さんを見てやるせない気持ちになりました。
そして先生から呼び出されました。
少し険しい顔をしている先生。その時に「何かあったんだ」ということを理解できました。
原因は僕の無精子症によるものでした。

無精子症とは「精液の中に全く精子がない状態」のことを言います。
ニュースで「近年増加傾向にある」ということを見たことがあるのでその存在は知っていました。
僕の場合は閉塞性(精巣内では作られているが精子の通り道が塞がっている状態)だったので、まだ治療の可能性は十分にあると先生から言われました。
ショックでしたが「可能性は十分にある」という言葉を聞いて少しホッとしましたが、原因が僕にあって本当に良かったと思います。
これで奥さんに原因があったのなら、きっと自分自身を責めてしまい本当に辛い毎日が続いたと思います。
しかも可能性は治る十分にあるのですから。

 

精路再建手術

そして何回か通院し「精路再建手術」を受けることとなりました。
この病院は実績がありますし、検査をしてくれた先生に手術をしてもらうこととなりました。実績がある病院ではないと手術を成功させることが難しいと本やネットでも書いてあったので、検査の時点で正解だったんだとホッとしました。費用は150万円。貯金にも余裕があったので良かったです。
150万円は高いと思うかもしれませんが、愛する奥さんとの子供を授かれるならいくらでも出すと決めていたので、安いとすら感じてしまいました。
手術自体は今まで生きてきて身体にメスを入れたことがないので、そこがとても不安でした。前日から病院に入院し、奥さんがそばにいてくれたのですが僕よりも奥さんの方が不安がっていたので「僕が奥さんを慰める」というわけのわからない状況になりましたが、おかげで気持ちも楽になった状態で手術に挑むことができました。

 

手術が終わって先生からの呼び出し。あんなに緊張をしたことは今までもこれからもないと思います。
「成功しました!」その時の先生の優しい笑顔、嬉し泣きでなく奥さんの姿は今でも鮮明に覚えています。
安静にするように言われていたので何日か入院し、無事に退院することができました。

 

そして妊娠・出産

そこから1年いかないぐらいでしょうか、奥さんが無事に妊娠したのは。
二人の念願だったので妊娠がわかった時には本当に喜びました。二人の命の結晶というとオーバーかもしれませんが、本当に心が躍りました。
安定期を終え、双方の両親にも「妊娠しました」ということを伝え、流産にならないように慎重に生活を続けていました。
そして出産日には、意外と安産で数時間で出産してしまい、それもそれで本当に驚きました。
初めて見る自分の娘を見て、感動のあまりみんなで泣きじゃくっていたのを覚えています。

 

不妊治療をして本当に良かったと心の底から思います。
奥さんにはいろいろ迷惑をかけましたけど、二人だから乗り越えられましたし、二人の宝が無事にスクスクと成長できるように
仕事も頑張っていきたいと思います。
多くの人に助けられ、励まされ、新しい命が誕生しましたが、今では娘は2歳です。
もちろん親バカですが、産まれてきてくれて本当に良かったです。


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