不妊治療|みんなの体験談ブログ

こんな体験談

このブログでは、不妊治療に関する体験談をご紹介していきます。

ラパン(20代後半)

初めて病院に行ったのは:2年前

 

チョコレート嚢腫

私が不妊治療を行うきっかけとなったのは、子宮内膜症性卵巣嚢腫(チョコレート嚢腫)になり、手術をしたのがことの始まりです。
子宮内膜症性の卵巣嚢腫に3年前にかかり、そのときちょうど結婚したばかりで、赤ちゃんも欲しかったので、ピルを服用せず、自然妊娠ができるよう試みました。
子宮内膜症の一番の治療方法は妊娠することです。
毎月の月経により、病状も悪化するこの病気は、相当な痛みを伴う最近、女性に多い病気です。
卵巣嚢腫が見つかった時は、まだそこまでサイズが大きくなかったので、大きくなる前に妊娠すれば、手術までいかなかったかもしれません。
しかし、数ヶ月たっても妊娠はせず、かわりに右側の卵巣嚢腫が10cmにまで大きくなってしまい、最終的に外科的手術が必要となり、嚢腫をとる腹腔鏡手術を行いました。

続きを読む≫ 2016/10/19 20:19:19

ミルク(35歳)

初めて病院に行ったのは:28歳

 

人工授精から体外受精で長男出産(20代後半〜)

 

女性なら多くの人が結婚したら子供が産まれて家族が増えるなんて夢はどこか当たり前に訪れるように思っているのではないでしょうか。
私は結婚したら過ぎに妊娠して出産育児ができることは誰もが訪れることのようなごく自然の流れのように思っていました。私も主人も三人兄弟なので「子供は三人欲しいね。」と結婚当初はよく話していました。まさか自分が不妊治療をすることになるなんて夢にも思いませんでした。
16歳の頃から生理痛が酷く、鎮痛剤を飲まないと生活できないほどでしたが母に「お母さんも生理痛酷かったけど子供産んだら楽になったよ。」とよく励ましてくれていたのでそれほど心配はしていませんでした。
10年前に近くのクリニックで子宮内膜症と診断されピルを内服していましたがそれが不妊症になるとは想像もつかず、逆にピルで治療しているから私は大丈夫なんだと変な自信がありました。

 

 

結婚して一年が過ぎた頃「そろそろ子供欲しいね。」と子作りに励む決心をしピルを休薬し医師の指示のもと「一年は自然に頑張ってみて。」と言われチャレンジしていました。
一年経過し病院へ行くことになり、医師に「一年自然にできないと不妊症と言われているんだけどまずはタイミング療法から始めてみようか。」と告げられました。医師の言葉に「不妊症なんて大げさだなあ。今赤ちゃん出来ちゃったら冬に産まれておっぱいあげるの寒くて大変そうだから嫌だなあ。」タイミングが合わなかっただけなんだと思った私はそんな身勝手なことまで考えていました。

 

 

タイミング療法は生理10日目位から通院し内服やちゅうしゃをしながら卵子を成長させ、基礎体温の変動をと子宮内膜の厚さを診ながら排卵を予測します。排卵日を予測したら夫婦生活を行い妊娠を待つという治療です。治療費は保険適応なので通院一回に500円から2000円程度で負担には感じられませんでした。
私はタイミング療法を二年間続け、少しずつ「ここのクリニックではこれ以上の治療は出来ないんだ。」と理解し次のステップへ進む決意をしました。

 

 

次に治療をしたクリニックではタイミング療法に加えて人工受精も行うことができるクリニックでした。
そこでは初めて卵管造影という検査を受けました。卵管造影検査とは子宮に造影剤を注入して広がり方を見ることで卵管がきちんと通っているか、子宮に腫瘍などがないかを調べるための検査です。子宮内にカテーテルを入れて造影剤を注入しその様子をレントゲン写真で確認します。検査時間は30分程度でした。卵管が詰まっていたりすると痛みが強く感じられるそうですが、私は生理のような鈍痛を感じた程度でした。費用は一万円くらいでした。卵管造影検査は治療ではありませんが知人はこの検査で造影剤を通したことで卵管の詰まりが解消し妊娠したと聞いていたので期待をしながら検査に望んだことを覚えています。
そのクリニックでタイミング療法を半年間続け医師に人工受精を進められました。

 

人工受精(AIH)は子宮の中に人工的に精子を注入してじゅせいさせる治療法です。費用は自由診療扱いで二万円程度ですが飲み薬や注射代は保険適応されるので負担は少なく感じられました。
この人工受精を私達は4回行い一度も妊娠することは出来ませんでした。気がつくと結婚をして5年、治療を始めてから4年以上が経過していました。
毎回期待しては落ち込み、また治療が始まると期待してまた生理が来るともう立ち上がる勇気がないほど号泣しての繰り返しでした。まるで二度と降りることができないジェットコースターに乗っているような気持ちでした。その頃までは一人で通院を続け、自分だけが頑張っているような孤独感に襲われ、些細なことで主人に苛立ちをぶつけて喧嘩ばかりの毎日になっていました。
きちんと向き合おうと思った私は主人と何度も話し合いました。「子供は欲しいけど夫婦仲良くいられることが一番の幸せなんだよ。」主人にそう言われて一番大切なものを忘れかけていた自分に気づかされました。主人は子供は居なくても二人で楽しく生きていけば良いのではないかと話していましたがどうしても諦められない気持ちを話しました。そして「不妊治療は二人でするもの、一人でするものではない。」とやっと二人で不妊治療に挑む決意ができました。

 

 

そして私達は不妊治療の最終段階と言われている体外受精という治療を行うため、専門クリニックへ通院することになりました。
体外受精(IVF)とは子宮の中から取り出した卵子を体外で受精させてその受精卵を子宮に戻すという治療法です。全て自由診療になるので費用は高額です。採卵日に7万〜8万移植日に5万〜7万、その他に注射代や飲み薬などを含めると15万〜30万でした。不妊治療助成制度が利用でき県では年に2回、一回に20万円の助成があり申請していました。一回の治療費にも足らず一日も早く保険診療にならないものかといつも感じていました。

 

 

私達は体外受精を二年間10回以上行いその中で一度の流産と卵巣破裂で緊急手術を経験しついに妊娠、長男を出産することができました。
初めて流産したときは人生最大の悲しさ苦しさを味わいましたが「流産したっていうことは着床して妊娠できる体っていうことなんだよ。」と言ってくれる医師だったからこそ信じて治療を続けられたのだと思います。
現在二人目の不妊治療に通院し二年目です。一人目とは違い助成も受けられず金銭的に厳しく治療を断念せざるを得ないことが多いです。
不妊治療は私達夫婦を強くし、家族の絆を深めてくれています。

続きを読む≫ 2016/10/16 18:14:16

まみお(40代前半)

初めて病院に行ったのは:4年前

 

子宮ポリープ手術からの不妊治療

 

30代半ばにさしかかった頃、子宮頸がん検診を受診し、ポリープがあると告げられました。
そのままでも大丈夫だけれど、妊娠を望んでいるならば不妊治療の一環として、とった方がよいと言われました。
このときに、不妊治療を初めて意識しました。

 

 

一週間の入院を伴うポリープをとる手術を行いました。
子宮が癒着しないようにと子宮に器具をいれて3カ月間避妊する必要がありました。
その後は、基礎体温をはかりタイミングをとって妊娠を目指しました。
高温期、低温期などは、はっきり分かれていて日数もそれぞれ問題がなかったので、多分大丈夫だろうと考えていました。
しかし、なかなか妊娠に至らず、そろそろ病院に行こうかというところで、ようやく妊娠することができました。
でも、その妊娠は稽留流産でした。
手術をして3カ月の避妊が必要でした。
妊娠中も含めると半年間近く時間を費やしたことになります。

 

あっという間に時間がたってしまったことに焦りました。
年齢も30代後半になっていたので夫婦で話し合い、子供も欲しいけれど何よりも後悔しないようにという思いで、不妊治療をはじめることにしました。
地方都市に住んでいるので不妊治療ができる病院の選択肢もあまりなく、総合病院で治療をすることにしました。

 

夫は、精液検査をおこないました。
私は、ホルモン測定(血液・尿)、抗精子抗体検査(血液)、卵管疎通性検査、経膣超音波検査、黄体ホルモンの測定(血液)、クラミジア検査、子宮頚がん検診がありました。
それぞれの検査は、検査をするタイミングが決められていて、月経中に行うもの、月経終了から排卵期前に行うもの、高温相になって7〜8日目に行うものがありました。
生理周期のタイミングで何回も病院に通う必要がありました。
不妊治療は混んでいて、なかでも卵管疎通造影は、決まった曜日にしかできないということで、2カ月待ちでした。
すべての検査がおわるまでは、低温期に2〜3回くらい病院に行って超音波でみてもらい、タイミング法をおこなっていました。

 

 

検査結果には問題はありませんでしたが、年齢も高いので検査後は人工授精に進みました。
低温期に2〜3回病院に行き、超音波で卵子の大きさをみて、排卵日を予想して人工授精をする日を決めます。
そして、人工授精前日に排卵誘発剤の注射をしてもらっていました。
当日は、朝採取した精液を持って一人で病院に行き、病院の通常の診察が始まる前の早い時間に処置がありました。
その日、人工授精をする人達が3〜6人位、内診台とカーテンで仕切ったベッドに並んで準備をし、医師が流れ作業で順番に処置していきました。
その後、5〜20分位休み、抗生物質と黄体ホルモンの薬を処方されておわりでした。
流れ作業の処置がいやだなと思ったこともありましたが、自分以外にも頑張っている人がいるんだと、心強かったです。

 

人工授精は、卵子の大きさを見てもらう段階で排卵してしまい、挑戦できなかった周期もありました。
妊娠する人は3〜4回で結果がでると言われていたので4回挑戦しました。
しかし、残念ながら妊娠にはいたりませんでした。
妊娠できないとますます子供が欲しくなってきたり、妊娠している人を見るのが辛かったり、不妊治療中はとても苦しかったです。

 

とても悩みましたが、不妊治療は現在やめています。

 

不妊治療は、生理周期のタイミングで通う必要があるので、事前に仕事の休みをとることができず、調整が大変でした。
排卵前には2〜3回通う必要があり、休む頻度も高くなってしまったので、会社に不妊治療は内緒にしたかったのですがそれは不可能でした。
総合病院は曜日によって医師が変わったりするので、その日によって違う医師の診察を受けていました。
不満はなかったのですが、担当医が決まっていて、いろいろ相談できる環境だったらよかったなと思います。
病院はいつも混んでいて待ち時間もとても長かったのですが、不妊治療で通っている人がたくさんいて、みんな頑張っているんだと励まされました。

続きを読む≫ 2016/10/13 22:33:13

なずな(50代前半)

初めて病院に行ったのは:18年前

 

不妊治療のやめどき

 

私は30で結婚して、二年間子供ができず、近くの産婦人科に行きました。そこに二年間通いましたが、結果は出ず、通うのをやめました。今も子供はいません。

 

1.最初の検査

不妊治療をすることに決めて、たくさん検査がありました。夫にも検査を受けてもらいました。私が検査を受けたのは、かなり前なので、今は違うかもしれませんが、卵管が詰まっていないか管を入れてする検査があって、痛くて結構大変でした。
そして、いろいろな検査の結果、私の卵巣のひとつが少し働きが悪いかも、という以外、私にも夫にも悪いところは見つからず、直接治療が必要な点はないという、いいのか悪いのかわからない状態になりました。

 

2.卵胞計測

卵胞の大きさを計測していると、排卵のタイミングが予測できるので、妊娠の確率を上げることができます。私は主にこれを行っていたのですが、仕事もしていたので、指定された日に病院にいくのが大変で、かなりの負担になっていました。また、病院で、この日に夫婦生活を持つようにと言われるのですが、それに従って、というのも回を重ねてくると抵抗が出てきて、夫も一緒にのことなので、二人で複雑な心境でした。

 

3.服薬

私は間隔はやや長いものの正常に排卵していたのに、なぜか排卵誘発剤の服用が始まりました。医師の説明は、妊娠の確率を上げるため。わかるような、わからないような。しかも、理由がわからないのですが、徐々に排卵誘発剤の量が増えました。妊娠して三つ子とかだと困るなあ、と思っていました。
排卵の周期が普通より長いので、それを普通にする薬も飲んだのですが、副作用で吐き気などがあって、飲んで仕事をするには厳しかったため、この薬はすぐやめました。

 

4.二年後

上記の治療を二年間やりましたが、全く何の変化もありませんでした。仕事をしながら病院に通うのはキツいと相談したところ、子供が欲しいなら仕事を辞めるべき、と医師に言われました。仕事を辞めるつもりはもともとなかったし、辞めたら高い治療費も払えません。
そこから先の、もう一歩踏み込んだ治療として人工授精とか、体外授精などの提案もありましたが、そこまですることに抵抗があったし、金銭的な問題もあって、まだ30代だったので、そのうちできるかもしれないし、できなかったらそれはそれでいい、と、病院に行くのをやめました。
病院にはそれなりにお金と時間を費やしているし、やめる決断には勇気がいりました。あと一年やれば結果出るかもしれない、なんてことが頭をよぎったりして。でも決定的だったのは、仕事との両立が難しくなっていたことですね。あれ以上は無理だったと思います。

 

5.まとめ

不妊治療の中にいると、子供を授かることが全て、みたいな考え方になりがちです。特に女性はそうで、男性とはずれがあることが多いようです。でも、不妊治療をすれば必ず子供ができるわけではないので、どこまでがんばるのか、どこでやめるのか、というのは、考えておかなければいけない問題なのかもしれません。金銭的な問題もあると思いますし、母体の年齢の問題もあります。よほどうまく子供ができたのでなければ、不妊治療中に次々いろいろな問題にぶつかるものなのかもしれません。
私の場合は二年間で治療を止めて、結局その後も子供はできず、夫婦二人で生活していますが、それはそれで与えられた生活なのだと思いますし、子供がいないからこそできたこともあると思います。子供のいない人生がダメというわけでは決してないので、不妊治療を受ける方、受けている方も、あまり偏った視野を持たず、運良く授かれればいいな、でもだめならそれも仕方ないな、くらいの意識がちょうどいいのではないかと思います。

続きを読む≫ 2016/10/11 15:27:11

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